グルコシノレートは、アブラナ科植物を中心に、植物の葉、茎、根、および種子に広く存在しているカラシ油配糖体です。アブラナ科植物は野菜として食されているものが多く、そのうち約300種類の植物には1-7種類のグルコシノレートが含まれています。これらを含む植物にはチオグルコシターゼ(ミロシナーゼ)が存在し、植物の組織をすりつぶしたり、水を加えてこねたりすると化学反応が起こり、刺激性の強い辛味を示すイソチオシアネート(カラシ油)を生成します。カラシ、わさび、大根、ブロッコリー、キャベツなどは脂肪族グルコシノレートを多く含み、マカは芳香族グルコシノレートを多く含んでいます。