クリアランス(clearance)はCLとも表され、非可逆的な体内からの薬物排出の効率を表しています。ここでの排出というのは、尿中未変化体、消化管の内容物、呼気、汗、などなど、あるいは主に肝臓における生体内で薬物が違う物質に転換することをいいます。薬物が体内からなくなった時、もとの薬物は排出されているか、代謝されています。もし薬物未変化体が結局細胞内に戻ってきてしまったら、それが遅い反応だったとしても、その細胞内への取り込みはクリアランス(排除)とはいえません。クリアランスは‘単位時間あたりの薬物が消失した血液の体積’として定義され、その単位は体積/時間、通常はL/時間、mL/時間を使います。